1.INPUT LEVEL「地域支援事業」を9割学習
さて 地域支援事業 は、
2006年4月からの予防重視型システムへの
転換の一環として行われる事業で、
市町村が行います。
被保険者が要介護状態等となることを予防し、
あるいは要介護状態等となった場合も地域において
自立して日常生活を営むことができるように行われる事業で、
介護給付・予防給付とは別に行われるもの(市町村事業)です。
具体的には・・・
(1) 介護予防事業 :第1号被保険者を対象とした予防・悪化を防ぐ事業です。
介護予防事業では、
一般高齢者施策(全高齢者) :介護予防に関する情報提供など
特定高齢者施策(虚弱高齢者) :運動器の機能向上・口腔ケア・閉じこもり予防と支援などを通所型の集団的なプログラムで行います。
特定高齢者とは高齢者の5%程度をいい、地域包括支援センターが特定高齢者把握事業を行い決まります。(詳しくは後述)
(2) 包括的支援事業 : 介護予防マネジメント事業・総合相談支援事業・権利擁護事業・包括的継続的マネジメント事業 の4つがあります。
ここまでが必須事業で、以降は任意事業です。
介護給付費適正化事業
家族支援事業
名前だけでも覚えておきましょう。
地域包括支援センターも2006年4月より設置された機関です。
*社会福祉士・主任介護支援専門員・保健師等が置かれる。
*予防ケアプランを保健師が中心となりたてる。
など、簡単ではありますが、つかんでおく必要があります。
最後に財政構造です。
地域支援事業の財政構造は
介護予防事業
国25%・都道府県12.5%・市町村12.5%・第1号31%・第2号19%
包括的支援事業・任意事業
国40.5%・都道府県20.25%・市町村20.25%・第1号19%
となります。
包括的支援事業等は第2号の保険料負担がなく、
100%−19%=81%が、
国:都道府県:市町村=2:1:1に分けられていますね。
2.OUTPUT LEVEL「地域支援事業」の問題で8割得点
さて、知識をインプットしただけで安心していてはダメですよ!
またサブノートを作るのもあまりお勧めしません。
今すぐ勇気をもって問題を解いてみましょう!
「自分にはまだ自信がない!」なんて考えると、試験直前になっても問題を解かないままで終わってしまいますよ!
実際に問題を解くことで、「こんな問題ができるんだ!」「ここは曖昧だったから見直しておこう!」
って考えることができるんです。
3.TEACHER LEVEL「地域支援事業」の内容を他人に説明
今回学習した単元「地域支援事業」を、
一緒に学習している友人や職場の同僚に説明してみましょう。
他人に自分の知識を説明するためには、
今得たばかりの知識が要領よくまとまっていないといけません。
最初は難しいですが慣れると簡単です。
また近くに友人や同僚が居ない場合はご両親や兄弟に聞いてもらっても構いません。
自分の知識方固めをするための最良の方法です。
今学習した内容の記憶が新しい間に是非お試しください!