1.INPUT LEVEL「地域密着型サービス」を9割学習
地域密着型サービスは2006年4月より開始されたサービスです。
今後大きく狙われてくる項目と思われます。
さて、地域密着型サービスは「地域密着型」という名前通り、
地域に根ざしたサービスを行うため、
事業所・施設の指定は市町村長 が行います。
【夜間対応型訪問介護】
夜間において定期的な巡回または通報により
要介護者の居宅を訪問し援助をするサービスです。
要支援者に対するサービスはありません。
利用者はケアコール端末を有していることが条件となります。
定期巡回サービス
定期的に巡回して行う訪問介護サービス。
オペレーションセンターサービス
オペレーションセンター従業者が通報を受け、通報内容をもとに、
訪問介護員等の訪問の要否等を判断するサービス。
随時訪問サービス
オペレーションセンター等からの随時の連絡に
対応して行う訪問介護サービス。
オペレーションセンター従業者は、
夜間対応型訪問介護計画を立てる。
随時訪問サービスを適切に行うため、
オペレーションセンター従業者は、
利用者の面接を1ヶ月ないし3ヶ月に1回程度居宅へ訪問して行う。
【認知症対応型通所介護】
認知症専門の通所介護です。
認知症の進行緩和や地域での生活の継続を目指しています。
単独型指定認知症対応型通所介護
特別養護老人ホーム等に併設されていないもの。
定員1日あたり12名以下。
併設型指定認知症対応型通所介護
特別養護老人ホーム等に併設されている事業所が提供するもの。
定員1日あたり12名以下。
共用型指定認知症対応型通所介護
グループホーム(共同生活介護事業)等の居間、
食堂などで提供されるもの。
定員1日あたり3名以下。
共用型を行うためには、
開設後 3年以上 経過している必要がある。
事業所の管理者は、
厚生労働大臣が定める研修を修了している必要があります。
【小規模多機能型居宅介護】
デイサービス・ショートステイ・ホームヘルプが
一体として提供される居宅サービスです。
本来なら別々の介護者によって提供されるサービスが、
同一地にあることにより、同じ介護者によるサービスが
提供されるという(なじみの職員)メリットがあります。
利用するためには登録をしなければならず、
登録すれば他のデイサービス等のサービスを
利用することはできなくなります。
( 登録定員は25名 )
通いサービス
デイサービスのこと。1日あたりおおむね15名以下。
訪問サービス
ホームヘルプサービスのこと。
宿泊サービス
ショートステイのこと。1日あたりおおむね9人以下。
人員基準
介護従事者・看護職員の他に、
小規模多機能型居宅介護計画 の作成にもっぱら従事する
介護支援専門員 が必要。
管理者
3年以上認知症高齢者の介護に従事したことのあるもので、
厚生労働大臣が定める研修修了者。
代表者
3年以上認知症高齢者の介護に従事したこと、
もしくは保険医療サービス等の経営に携わったことのある者で、
厚生労働大臣が定める研修修了者。
地域との連携
運営推進会議 を設置し、
2ヶ月に1回以上、必要な要望・助言等を聞く機会を設ける。
【認知症対応型共同生活介護】
認知症の方のグループホームです。
2006年4月より地域密着型サービスとなりました。
家庭的な雰囲気を作り、
一人一人が尊重される環境を作っていくことが重要です。
人員基準
介護従業者の他に、共同生活住居ごとに、
認知症対応型共同生活介護計画作成担当者 を置く。
(うち1人は介護支援専門員でなければならない。)
管理者
3年以上認知症高齢者の介護に従事したことのあるもので、
厚生労働大臣が定める研修修了者。
代表者
3年以上認知症高齢者の介護に従事したこと、もしくは保険医療サービス等の経営に携わったことのある者で、厚生労働大臣が定める研修修了者。
設備基準
1つの事業所が有する共同生活住居は原則1で、最大2までとする。
入所定員は5〜9名。
地域との連携
運営推進会議 を設置し、
2ヶ月に1回以上、必要な要望・助言等を聞く機会を設ける。
【地域密着型特定施設入居者生活介護】
定員29人以下の小さな有料老人ホーム等です。
人員などは併設施設との兼務が可能となっています。
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
定員29人以下の小さな介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)となります。
2.OUTPUT LEVEL「地域密着型サービス」の問題で8割得点
さて、知識をインプットしただけで安心していてはダメですよ!
またサブノートを作るのもあまりお勧めしません。
今すぐ勇気をもって問題を解いてみましょう!
「自分にはまだ自信がない!」なんて考えると、試験直前になっても問題を解かないままで終わってしまいますよ!
実際に問題を解くことで、「こんな問題ができるんだ!」「ここは曖昧だったから見直しておこう!」
って考えることができるんです。
3.TEACHER LEVEL「地域密着型サービス」の内容を他人に説明
今回学習した単元「地域密着型サービス」を、
一緒に学習している友人や職場の同僚に説明してみましょう。
他人に自分の知識を説明するためには、
今得たばかりの知識が要領よくまとまっていないといけません。
最初は難しいですが慣れると簡単です。
また近くに友人や同僚が居ない場合はご両親や兄弟に聞いてもらっても構いません。
自分の知識方固めをするための最良の方法です。
今学習した内容の記憶が新しい間に是非お試しください!