1.INPUT LEVEL「介護老人福祉施設」を9割学習
さて、介護老人福祉施設、通称「特養」です。
一般的には、特別養護老人ホームと呼ばれていますが、
これは老人福祉法上の呼び方で、
同法上で建てられた特別養護老人ホームが、
介護保険法上の指定を受け、介護老人福祉施設となります。
違いは、老人福祉法上の特別養護老人ホームは、
65歳以上の高齢者を対象としているのに対し、
介護保険法上の介護老人福祉施設は、
40歳以上の要介護者を対象としています。
時折、「介護老人福祉施設は40歳以上は利用できない」
という問題がでてきますが、これは×です。
【目的】
介護老人福祉施設では、
退所・居宅復帰へ向けての支援をしていくこととなる。
その一方、長期にわたる支援も必要であり、
ターミナルケアも重要な援助課題となることを
押さえておく必要がある。
【人員基準】
医師
必要数
生活相談員
入所者数が100名に1人。
看護職員または介護職員
入所者数3名に1人。看護職員は別途規定あり。
栄養士
1名以上
機能訓練指導員
1名以上
介護支援専門員
入所者数100名に1人
【運営基準】
管理者は、計画作成担当介護支援専門員に
施設サービス計画を作成させる。
週2回の入浴又は清拭。
入所者が病院等に入院する必要が生じた場合、
入院後おおむね3ヶ月以内に退院する必要が明らかなときは、
退院後再び入所できるよう配慮しなければならない。
【利用者負担】
おむつ代は徴収することができない。
(保険給付の対象)
低所得者に対しては「特定入所者介護サービス費」が給付される。
【ユニット型】
少数の居室、又はその居室に隣接して設置される
共同生活室によって構成される場所を「ユニット」という。
1ユニットの定員はおおむね10名以下とする。
2.OUTPUT LEVEL「介護老人福祉施設」の問題で8割得点
さて、知識をインプットしただけで安心していてはダメですよ!
またサブノートを作るのもあまりお勧めしません。
今すぐ勇気をもって問題を解いてみましょう!
「自分にはまだ自信がない!」なんて考えると、試験直前になっても問題を解かないままで終わってしまいますよ!
実際に問題を解くことで、「こんな問題ができるんだ!」「ここは曖昧だったから見直しておこう!」
って考えることができるんです。
3.TEACHER LEVEL「介護老人福祉施設」の内容を他人に説明
今回学習した単元「介護老人福祉施設」を、
一緒に学習している友人や職場の同僚に説明してみましょう。
他人に自分の知識を説明するためには、
今得たばかりの知識が要領よくまとまっていないといけません。
最初は難しいですが慣れると簡単です。
また近くに友人や同僚が居ない場合はご両親や兄弟に聞いてもらっても構いません。
自分の知識方固めをするための最良の方法です。
今学習した内容の記憶が新しい間に是非お試しください!