1.INPUT LEVEL「ソーシャルワーク」を9割学習
さて、福祉サービス分野でやや難関とされている項目ですね。
一つ一つポイントを絞っていきますね。
【ICF】
世界保健機関(WHO)の国際生活機能分類の略です。
「障害」をマイナスと捉えるのではなく、
「プラス(生活機能)」に捉えていきましょうという考え方です。
重要語句だけ抜き出しておきます。
生活機能
「心身機能」 、 「身体構造」 、 「活動・参加」 の3つのレベルのこと。
プラスの包括表現といわれる。
背景因子
支援機器や住宅等の「物的環境」、
家族・介護者の態度などを表す「人的環境」、
法制度・行政や介護・医療など各種サービスの
「制度的環境」をあわせた 「環境因子」 と、
性別・年齢・民族・ライフスタイルなどの
「個人因子」 の2つに分けられる。
【面接・相談の技術】
バイスティックの7つの原則 を覚えましょう
・個別化の原則
・受容の原則
・意図的な感情表出の原則
・統制された情緒関与の原則
・非審判的態度の原則
・自己決定の原則
・秘密保持の原則
【コミュニケーションの基本的技術】
傾聴 :しっかりと耳を傾けて「聴く」ということ。
【質問形式の選択】
オープンクエスチョン
はい、いいえで答えられない質問
クローズドクエスチョン
はい、いいえで答えることができる質問
【インテーク】
インテークとは、受理面接・受付面接といわれ、
ケアマネジメントでは、
依頼・アセスメント・ケアプラン作成までの過程を含みます。
よって、必ずしも1回で終わるとは限りません。
また、訪問のみならず、電話・来訪でも行われます。
導入時には 受容 をとり入れ、
話しやすい雰囲気を作ります。
主訴を聴き取り、その内容と背景をはっきりさせ、
今後への期待を描いてもらうことが重要となります。
【隠されたニーズの発見】
社会的抑圧により隠されているニーズ
サービスの存在が十分認識されていない。
利用金額が高額なため利用できない。
など
個人・家族的抑圧により隠されているニーズ
虐待など
【ソーシャルワークの概要】
個別援助計画(ソーシャルケースワーク)
個別に対応するケースワーク面接が中軸であり、
積極的傾聴が求められる。
集団援助計画(ソーシャルグループワーク)
集団で行われる社会福祉援助。個人の活動への援助を目指して
集団に意図的に介入していく技法が求められる。
地域援助技術(コミュニティワーク)
公私団体、ボランティアなどの活動を促進させていく必要がある。
【接近困難事例への対応】
予防的介入を試みる
積極的に問題を発見し援助の手を差しのべる
(アウトリーチ)
<対応法>
当事者またはその家族に接触する。
根気よく訪問し、糸口を見つける。
相手の置かれている状況に共感的理解を示す。
虐待等が疑われる場合は、専門職が強力な介入をする。
この項目では、事例問題も多く出てきます。
ソーシャルワークの視点は、援助者のさまざまな技法により、
利用者本位のサービス等につなげていくものです。
利用者の立場に立った選択肢を選ぶようにしましょう。
2.OUTPUT LEVEL「ソーシャルワーク」の問題で8割得点
さて、知識をインプットしただけで安心していてはダメですよ!
またサブノートを作るのもあまりお勧めしません。
今すぐ勇気をもって問題を解いてみましょう!
「自分にはまだ自信がない!」なんて考えると、試験直前になっても問題を解かないままで終わってしまいますよ!
実際に問題を解くことで、「こんな問題ができるんだ!」「ここは曖昧だったから見直しておこう!」
って考えることができるんです。
3.TEACHER LEVEL「ソーシャルワーク」の内容を他人に説明
今回学習した単元「ソーシャルワーク」を、
一緒に学習している友人や職場の同僚に説明してみましょう。
他人に自分の知識を説明するためには、
今得たばかりの知識が要領よくまとまっていないといけません。
最初は難しいですが慣れると簡単です。
また近くに友人や同僚が居ない場合はご両親や兄弟に聞いてもらっても構いません。
自分の知識方固めをするための最良の方法です。
今学習した内容の記憶が新しい間に是非お試しください!