1.INPUT LEVEL「認知症高齢者の介護」を9割学習
まず、認知症の定義ですが、
いったん正常に発達した知能の病的な低下
脳の器質的病変を基盤として起こる
日常生活や社会生活が営めなくなるほど低下
意識が清明なときでも知能の低下が見られる
などがあげられます。
代表的な疾患をあげておきます。
【アルツハイマー型認知症】
脳の萎縮により神経細胞が著しく減少する。人格は早期より崩れ、全般的認知症といわれる。緩やかに進行していく。
【血管性認知症】
脳梗塞等により広範囲に脳組織が障害を受けることで起こり、50歳以降の男性によく見られる。記憶力障害がみられても、判断力や理解力が保たれているなど知能の侵され方にむらがあることから「 まだら認知症 」と呼ばれる。
この2つで老年期に見られる認知症の75〜80%を占めます。
この項目では、事例問題もよくでてきます。
2つの認知症の違い、認知症高齢者への接し方なども
確認しておきましょう。
2.OUTPUT LEVEL「認知症高齢者の介護」の問題で8割得点
さて、知識をインプットしただけで安心していてはダメですよ!
またサブノートを作るのもあまりお勧めしません。
今すぐ勇気をもって問題を解いてみましょう!
「自分にはまだ自信がない!」なんて考えると、試験直前になっても問題を解かないままで終わってしまいますよ!
実際に問題を解くことで、「こんな問題ができるんだ!」「ここは曖昧だったから見直しておこう!」
って考えることができるんです。
3.TEACHER LEVEL「認知症高齢者の介護」の内容を他人に説明
今回学習した単元「認知症高齢者の介護」を、
一緒に学習している友人や職場の同僚に説明してみましょう。
他人に自分の知識を説明するためには、
今得たばかりの知識が要領よくまとまっていないといけません。
最初は難しいですが慣れると簡単です。
また近くに友人や同僚が居ない場合はご両親や兄弟に聞いてもらっても構いません。
自分の知識方固めをするための最良の方法です。
今学習した内容の記憶が新しい間に是非お試しください!
保健医療基礎
- 01.訪問看護および介護予防訪問看護
- 02.訪問リハビリテーションおよび介護予防訪問リハビリテーション
- 03.居宅療養管理指導および介護予防居宅療養管理指導
- 04.通所リハビリテーションおよび介護予防通所リハビリテーション
- 05.短期入所療養介護および介護予防短期入所療養介護
- 06.介護老人保健施設
- 07.指定介護療養型医療施設
- 08.高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害
- 09.バイタルサイン
- 10.介護技術の展開
- 11.ケアにおけるリハビリテーション
- 12.認知症高齢者の介護
- 13.精神に障害がある場合の介護
- 14.医学的診断・治療内容・予後の理解
- 15.現状の医学的問題のとらえ方
- 16.在宅医療管理
- 17.感染病の予防
- 18.急変時の対応
- 19.健康増進・疾病障害の予防
- 20.ターミナルケア